【すべて五十肩のせいで・・・】同僚とは違う強い痛みとストレス、日常生活の困難にお困りのあなたへ

こんにちは、肩専門整体師の小沢です。
五十肩（肩関節周囲炎）は、特にデスクワーク中心の生活を送る50代の方に多く見られる症状です。
例えば、ワイシャツを着るのが一苦労だったり、通勤時の運転でハンドル操作や駐車場での駐車券の受け渡しに苦労したりすることはありませんか？
日常生活でも子供に抱っこをせがまれても応えられない自分に苛立ちを覚え、その苛立ちが家庭の雰囲気を悪くしてしまうことも。こうした日常の小さな困難が積み重なり、身体的な痛みに加えて精神的なストレスも増大しています。
このブログでは、五十肩の病態と、それによる身体的ストレスについてわかりやすく解説します。

五十肩とは？

五十肩は、肩の関節が硬くなり、痛みと可動域の制限が生じる病気です。以下の3つの段階で進行するのが一般的です。

痛みの段階（2〜9ヶ月）：肩の痛みが強く、日常生活に支障をきたすことがあります。
硬直の段階（4〜12ヶ月）：痛みが和らぐ一方で、肩が硬くなり動きが制限されます。
回復の段階（5〜24ヶ月）：徐々に肩の可動域が戻り、痛みも減少します。しかし、完治には1〜2年かかることが多く、症状が続くこともあります。中には症状の改善に6年かかった例も・・・

五十肩の原因と身体的ストレス

五十肩の原因は完全には解明されていませんが、関節周囲の組織が炎症を起こし、硬くなることが主な要因とされています。デスクワーク中心の生活を送る方は、肩や背中の筋肉をあまり使わないため、血流が悪くなり、肩の柔軟性が失われやすくなります。これにより、五十肩のリスクが高まります。

特に50代の管理職の方は、長時間の座り仕事やストレスの多い環境で、肩や首の筋肉が緊張しやすくなります。この状態が続くと、肩の動きが悪くなり、五十肩の症状が悪化することがあります。

治療法と注意点

五十肩の治療法は多岐にわたりますが、特に効果が期待できるのは「関節内コルチコステロイド注射」です。この治療は、短期間で痛みや機能の改善が期待でき、特に痛みの強い初期段階で有効です。しかし、長期的な効果は明確でなく、定期的な治療が必要な場合もあります。また、自宅での簡単な運動プログラムやストレッチを併用することで、治療効果をさらに高めることが可能です。

一方で、治療にはいくつかの注意点があります。まず、ステロイド注射には副作用のリスクがあり、治療を進めるうえで医師との相談が欠かせません。また、治療法の効果は個人差が大きく、すべての患者に同じ結果が得られるわけではないことを理解しておくことが重要です。

日常生活でできること

五十肩の予防や症状の緩和には、日常的に肩を動かすことが効果的です。例えば、以下のようなストレッチを試してみてください。

肩を回す運動：肩甲骨を意識して、ゆっくりと大きく肩を回します。
タオルを使ったストレッチ：背中でタオルを持ち、片方の手で引っ張りながら肩の柔軟性を高めます。

これらの運動は、肩の血流を改善し、硬くなった関節を柔らかくするのに役立ちます。無理のない範囲で続けることが大切です。

まとめ

五十肩は長期的な戦いになることが多いですが、適切な治療と日常的なケアで改善が期待できます。痛みが続く場合は、早めに専門医に相談し、自分に合った治療法を見つけることが重要です。仕事の合間に肩を動かすことを心がけ、身体のストレスを軽減させましょう。肩の健康を保ち、快適な生活を取り戻すために、一歩ずつ前進していきましょう！

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