結論からお伝えします。
五十肩は「必ず温める」「必ず冷やす」と一律に決めることはできません。
温めても冷やしても、一時的な痛みの軽減に役立つ可能性があります。
大切なのは、
👉 温めた後と冷やした後のどちらで、肩が楽になるか
を確認することです。
一般的には、
-
肩のこわばりが強い
-
動き始めに硬さを感じる
-
入浴すると楽になる
-
運動前に動かしやすくしたい
という場合は、温める方法が合うことがあります。
一方で、
-
肩を使った直後に痛みが強くなった
-
ズキズキする
-
熱っぽく感じる
-
冷やすと落ち着く
という場合は、短時間冷やすことで楽になることがあります。
ただし、五十肩だと思っていても、赤み、強い腫れ、発熱、外傷後の痛みがある場合は、自己判断で温め続けずに医療機関へ相談してください。
ここが一番のポイントです。
「五十肩は温めた方がいいの?冷やした方がいいの?」
当院でも非常によくいただく質問です。
-
お風呂に入ると肩が楽になる
-
痛みが強いときは冷やすべき?
-
湿布は温感と冷感のどちらがよい?
-
カイロを一日中貼っても大丈夫?
-
運動前は温めた方がよい?
-
夜間痛があるときは冷やしてよい?
-
温めたら痛みが強くなった
-
夏でも肩を温めた方がよい?
インターネットでは、
「五十肩は炎症だから冷やす」
「血流をよくするために温める」
という反対の情報が見つかります。
そのため、どちらを選べばよいか分からなくなりますよね。
五十肩では、痛みの強さや肩の硬さが時期によって変化します。また、温熱や冷却への反応にも個人差があります。
NHS Informは、温熱と冷却のどちらも症状軽減に役立つ可能性があり、自分にとって楽に感じる方を使用できると案内しています。
👉 「五十肩だからどちら」と決めつけず、現在の症状と使用後の反応で判断することが大切です。
五十肩に温める方法が合いやすい状態
次のような場合は、温めることで肩が楽になる可能性があります。
-
肩のこわばりが強い
-
朝や動き始めに硬さを感じる
-
寒い日に痛みや動かしにくさを感じる
-
入浴後に肩が動かしやすくなる
-
首や肩周辺の筋肉が緊張している
-
運動前に肩をゆっくり動かしたい
-
温めた後に痛みが軽くなる
温める目的は、五十肩そのものを治すことではありません。
👉 痛みやこわばりを一時的に和らげ、無理のない範囲で身体を動かしやすくすることが目的です。
NHSでは、タオルで包んだ温熱パックや湯たんぽを、1回20分以内を目安に使用する方法が紹介されています。
五十肩を温める具体的な方法
1.入浴する
肩まで無理なく温められる入浴は、こわばりを感じる方にとって取り入れやすい方法です。
熱すぎないお湯に入り、身体が温まる程度にしましょう。
長時間の入浴や高温のお湯は、
-
のぼせ
-
脱水
-
めまい
-
血圧の変動
-
皮膚への負担
につながる可能性があります。
肩を温めるために、我慢して熱いお湯へ入る必要はありません。
2.温かいシャワーを当てる
湯船に入れない場合は、肩や首周辺へ温かいシャワーを当てる方法があります。
シャワーを当てながら、痛みを我慢して肩を大きく回すことは避けましょう。
3.温熱パックや蒸しタオルを使用する
温熱パックや蒸しタオルを使う場合は、直接肌に当てず、タオルなどを間に挟みます。
目安は10~20分程度です。
低温でも長時間同じ場所へ当て続けると、低温やけどを起こす可能性があります。
4.運動前に短時間温める
肩の痛みが落ち着き、硬さが目立つ時期には、運動前に温めることで動かしやすく感じる場合があります。
Berkshire Healthcare NHS Foundation Trustも、運動前に約15分温める方法を患者向け情報で紹介しています。
ただし、
👉 温めたからといって、痛みを我慢して大きく動かしてよいわけではありません。
温めた後も、運動は無理のない範囲で行ってください。
五十肩を温めるときに避けたいこと
次のような方法は避けましょう。
-
カイロを直接肌へ貼る
-
温熱パックを付けたまま眠る
-
長時間同じ場所を温め続ける
-
熱いお湯を我慢する
-
赤く腫れている場所を温める
-
温めながら痛みを我慢してストレッチする
-
感覚が鈍い場所を自己判断で温める
-
飲酒後に長時間入浴する
特に、糖尿病や神経障害などによって皮膚の感覚が低下している場合は、熱さに気づかずやけどを起こす可能性があります。
循環や皮膚感覚に問題がある方は、温熱や冷却を行う前に医師などへ相談してください。
五十肩に冷やす方法が合うことがある状態
次のような場合は、短時間冷やすことで楽になる可能性があります。
-
肩を使った後に痛みが強くなった
-
運動後にズキズキする
-
冷やすと心地よく感じる
-
夜間痛が冷却によって落ち着く
-
温めると痛みが強くなる
-
肩周辺に熱っぽさを感じる
冷やすことも、五十肩そのものを治す方法ではありません。
👉 一時的に痛みを落ち着かせるための選択肢です。
NHS Informは、温熱と冷却のいずれも1回20分以内とし、皮膚へ直接当てず、使用の間隔を数時間空けるよう案内しています。
五十肩を冷やす具体的な方法
1.保冷剤をタオルで包む
保冷剤を直接肌へ当てず、薄いタオルなどで包みます。
冷たさを我慢する必要はありません。
2.氷のうを使用する
氷のうもタオル越しに使用します。
肩の形に合わせて軽く当て、強く押し付けないようにしましょう。
3.冷却時間を守る
目安は10~20分以内です。
長時間冷やし続けると、皮膚や神経へ負担をかける可能性があります。
使用後は数時間空け、皮膚の状態を確認してください。
冷やすときに中止したいサイン
次のような変化があれば、すぐに冷却を中止してください。
-
強い痛みが出る
-
皮膚が白くなる
-
紫色に変わる
-
水ぶくれができる
-
しびれが強くなる
-
冷却後に症状が悪化する
-
赤みが長く残る
温熱の場合も同様に、赤み、変色、水ぶくれ、痛みの増加があれば中止してください。
痛みの時期別に考える「温める・冷やす」
痛みが強い時期
この時期には、
-
何もしていなくても痛い
-
夜中に痛みで目が覚める
-
少し動かすだけで鋭く痛む
-
急な動きで強い痛みが出る
といった症状が見られます。
温めるか冷やすかは、楽になる方を選びましょう。
ただし、温めたり冷やしたりした直後に無理なストレッチを行うことは避けてください。
硬さが目立つ時期
強い痛みが少し落ち着き、
-
腕が上がらない
-
背中へ手を回せない
-
髪を洗いにくい
-
着替えにくい
など、硬さが目立つ時期です。
この場合は、入浴や温熱パックで温めた後に、指導された軽い運動を行うと動かしやすく感じることがあります。
回復している時期
肩の動く範囲が少しずつ広がる時期には、運動前に温め、運動後に痛みが増えた場合は短時間冷やすなど、反応に合わせて使い分ける方法があります。
ただし、
👉 「運動前は必ず温め、運動後は必ず冷やす」という決まりではありません。
使用後に楽になるか、痛みが増えていないかを確認してください。
五十肩はお風呂で治る?
入浴によって肩が温まり、痛みやこわばりが一時的に軽くなることはあります。
しかし、
👉 お風呂だけで五十肩が治るとは限りません。
入浴は、症状を和らげるための補助的な方法です。
五十肩では、症状や段階に応じて、
-
痛みの管理
-
日常動作の調整
-
無理のない運動
-
医師による診察
-
必要に応じた薬や注射
-
理学療法
などが検討されます。
痛みが長く続いている場合は、入浴だけで様子を見続けないようにしましょう。
お風呂の中で肩を回してもいい?
身体が温まると、肩が動かしやすく感じることがあります。
しかし、お風呂の中で痛みを我慢して大きく回すことは避けてください。
特に、
-
反動をつける
-
痛い方向へ繰り返し動かす
-
壁を使って無理に腕を上げる
-
長時間ストレッチを続ける
といった方法は、入浴後に痛みが強くなる可能性があります。
動かす場合は、痛みが強く残らない小さな範囲でゆっくり行いましょう。
温感湿布と冷感湿布はどちらがいい?
温感湿布と冷感湿布の違いは、皮膚で感じる温かさや冷たさです。
「温感湿布だから深部を温める」「冷感湿布だから炎症を必ず抑える」と単純に判断することはできません。
湿布には薬の成分が含まれるものもあるため、
-
使用回数
-
使用時間
-
他の薬との併用
-
皮膚のかぶれ
-
持病やアレルギー
に注意が必要です。
迷う場合は、医師や薬剤師へ相談してください。
こんな場合は温める・冷やすより先に整形外科へ
次のような状態がある場合は、五十肩と決めつけず、整形外科などへ相談してください。
-
転倒や事故の後から痛い
-
突然腕が上がらなくなった
-
明らかな筋力低下がある
-
腕や手にしびれがある
-
感覚が鈍くなっている
-
肩が赤く腫れている
-
肩に強い熱感がある
-
発熱を伴っている
-
傷や感染が疑われる
-
夜間痛でほとんど眠れない
-
数週間たっても改善しない
-
日ごとに症状が悪化している
-
胸痛や息苦しさを伴う
特に、胸の痛み、息苦しさ、冷や汗などを伴う場合は、肩以外の病気が関係している可能性があります。緊急性が疑われる場合は、速やかに医療機関へ相談してください。
温めるか冷やすか迷ったときの5つの確認
1.使用中に心地よいか
我慢が必要なほど熱い、冷たい場合は中止してください。
2.使用後に痛みが軽くなるか
使用直後だけでなく、数時間後の状態も確認しましょう。
3.肩が動かしやすくなるか
温めた後に動かしやすくなる方もいれば、変化を感じない方もいます。
4.夜間痛が悪化しないか
使用した日の夜に痛みが増える場合は、方法や時間を見直しましょう。
5.皮膚に異常がないか
赤み、変色、水ぶくれ、強いしびれがある場合は中止してください。
もう一度お伝えします
五十肩では、温める方法と冷やす方法のどちらも、一時的な症状の軽減に役立つ可能性があります。
目安として、
👉 硬さやこわばりが気になる場合は温める
👉 使用後や運動後の痛みが気になる場合は冷やしてみる
👉 最終的には、自分が楽になる方を選ぶ
という考え方があります。
ただし、どちらも五十肩を直接治す方法ではありません。
温めたり冷やしたりしながら痛みを我慢して動かすのではなく、現在の状態に合った負担調整と運動を行うことが大切です。
実際に多いケース
当院にも、
-
毎日カイロを貼っているが改善しない
-
冷やしてよいのか分からない
-
入浴後にストレッチを頑張りすぎて痛くなった
-
温めると夜間痛が強くなる
-
冷やしすぎて肩が動きにくくなった
-
湿布の種類で迷っている
という方が来院されます。
状態を確認すると、
👉 温めることや冷やすこと自体よりも、その後に肩を動かしすぎているケースがあります。
一方で、
-
入浴後に軽く動かす
-
運動量を調整する
-
腕をクッションで支える
-
痛みが強く残る動作を減らす
-
皮膚を保護して短時間使用する
ことで、日常生活を過ごしやすくなる方もいます。
大切なのは、
-
今は痛みと硬さのどちらが強いか
-
何をすると痛みが増えるか
-
温熱と冷却のどちらが楽か
-
使用後に症状が悪化しないか
-
無理な運動を組み合わせていないか
を確認することです。
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https://klinksbcr.com/kaizen/
浜松で五十肩の温め方・冷やし方に悩んでいる方へ
五十肩専門整体院 K-LINKs body care room 浜松店
当院では、
👉 現在は痛みと硬さのどちらが強いのか
👉 温めた後に行える動きはどの程度か
👉 日常生活のどの動作が負担になっているか
👉 今は肩を守る時期か、少しずつ動かす時期か
を確認し、一人ひとりの状態に合わせたサポートを行っています。
整体では医師による診断、治療、投薬、注射、診断書の発行はできません。
強い痛み、しびれ、脱力、発熱、赤みや腫れがある場合は、まず医療機関へご相談ください。
院のご案内
五十肩専門整体院 K-LINKs body care room 浜松店
浜松市中央区和合町87-7
(主婦の店 富塚店前)
平日10:00〜20:00
土曜9:00〜15:00
日祝休み(不定休あり)
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最後に
五十肩では、「温めるのが正解」「冷やすのが間違い」と単純に決めることはできません。
温めることで肩のこわばりが軽くなる方もいれば、冷やすことで痛みが落ち着く方もいます。
重要なのは、
👉 直接肌へ当てない
👉 1回10~20分以内を目安にする
👉 使用後の痛みと皮膚の状態を確認する
👉 楽になっても無理な運動をしない
という点です。
温熱や冷却は、あくまで症状を一時的に和らげるための方法です。
痛みや動かしにくさが続く場合は、自己流の温熱・冷却だけで様子を見続けず、整形外科などで肩の状態を確認しましょう。
現在の肩の状態を把握し、その時期に合った対処を選ぶことが、五十肩の痛みと上手に付き合いながら回復を目指す第一歩になります。

当院の整体技術が全国の専門家から
賞賛をいただいております!

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